2021/12/20
お客様の査定をしているわたしが売却するとしたら、気になること
12月に入って、売却査定のご依頼をいただくことが多くなりました。
日頃からご贔屓にしていただきありがとうございます。
今回は、いつもの査定の時に気を付けていること(=もし、自分が売却する売主だった時に思うこと)を
まとめてみました。
- 不動産会社の特徴 賃貸メイン?売買メイン?
- 実績 扱っている物件の特徴、売却活動期間、販売価格
- 担当の方とのコミュニケーションの取りやすさ 訪問査定が大切な理由
ほかにも小さいことはいろいろとありますが、大きく分けて3つほど。
1.不動産会社の特徴 賃貸メイン?売買メイン?
不動産会社にも物件の種類によって得手不得手があります。売却の取り扱い件数や賃貸の管理会社や工務店、
建設系から派生して不動産会社となっている会社もあるからです。
なので、元々の会社の成り立ちを聞いてみるとよいと思います!
例えば、、、、
管理会社からの不動産会社なら、賃貸やオーナーチェンジ物件や一棟物のアパートやマンションの売却が得意。
工務店から不動産会社なら、中古(既存)戸建ての売却が得意。
大手ディベロッパー出身の方の不動産会社なら、事業用地(広い土地)を売却するのが得意。
という感じで、それぞれのコネクションや専門性が活かされるために得意分野を持っていると思います。
2.実績 扱っている物件の特徴、売却活動期間、販売価格
不動産会社で取り扱ってきた物件の特徴。
ファミリータイプ、単身者、二人用??間取りは?などなど、
物件についての情報取集もより良い売却をするためには必要不可欠です。
売却活動期間、販売価格
依頼する会社では、どのくらいの売却活動期間のスケジュールでいるための販売価格なのか。
これは、私が訪問したり、お電話でお話しているときにもお伺いしていることですが、
具体的にお考えの売主様は転勤などで売却を急いでいるお客様でない限り、具体的な日数を
返答されるお客様は少ないような傾向にあります。急いでないよ~という感じ。
通常、売却を依頼をすると媒介契約書を締結します。この有効期間は3か月。
その後は、更新をするか辞めるかを選択することになります。
この「3か月を超えても良いのか、それともそれ以内に売却したい」のか。
今住んでいる物件以外の売却の時には、維持費が必要になっているはずです。
マンションの場合には、管理費、修繕積立金で毎月数万円、、、、
戸建て、土地の場合には、草刈りや家の中に風を通しに行ったりなど。
時間とお金を使っているのにもかかわらず
半年1年と希望価格で売れるのを待つのが良いのでしょうか?
住みながら売るからという方も、いつ内覧に来るかわからないからと
生活しずらい毎日を送るのは避けたいと思います。
売却活動期間と販売価格についてはしっかりと根拠を聞いてほしいです。
業者側には、値下げ予定があるかもしれません。
根拠が聞きやすいかどうかは、次の3つ目がポイントです。
3.担当者とのコミュニケーションの取りやすさ 訪問査定が大切な理由
最初はお電話からの問合せが多いと思います。
実際に物件に来てもらい一通り説明や、注意点を聞いて条件や売却実績も多くて安心できそうだなと思われている
方も多いと思います。その時に、根拠や値下げ予定があることを聞くことが出来ましたか??
相場がこのくらいなので、だけで納得させられていないか心配です。
不動産には、同じ物件はありませんので、相場だけで価格が決められるとは私は思いません。
築年数が古くても、きちんと手入れのしているお家はキッチンを入れ替えれば壊さなくても住める物件をたくさん見てきました。
マンションでも、直天井なのか二重天井なのかでは相場価格で売却するのは損をしている可能性もあります。
まとめます!!!
/
売却するための準備には、
1、不動産会社を知ること
2、売却期間を決める
3、担当者と仲良くなる
\
初めてのことで、わからないことが多い不動産売却だと思われますが、
当社では、こういったことを前提においてお客様にご提案をさせていただいています。
机上査定(相場価格)だけで不動産会社を絞るだけではなく、訪問査定で担当者と会って話をすることが大切です。